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株主投資家がおすすめする得する優待

株主優待制度という言葉だけは知っている方は多いのではないのでしょうか?
株式を保有していると、企業によっては年に1~2回株主優待が貰えます。
優待の内容は企業によって様々ですが、自社商品や飲食割引券、クオカードなどが一般的です。
株主優待は株価の変動とは関係なく貰えるものなので、長期で安定した運用を目指す方にとってはぴったりの制度なのです!
6月は優待を貰える企業が多い月なので、気に入った企業を探して株主優待をゲットしてみましょう!
優待投資家におすすめの優待
オススメ銘柄:日本マクドナルドホールディングス

優待月:6月·12月
優待内容:バーガー類·サイドメニュー·ドリンクの無料引換券がそれぞれ2枚ずつ付いたシートが保有株数に応じて貰える。
100株以上→1冊 300株以上→3冊 500株以上→5冊
100株購入金額:56万円
オススメ銘柄:(株)すかいらーく
優待月:6月·12月
優待内容:ガストなど全国のすかいらーく系列店舗で使える優待カードが保有株数に応じて貰える。
100株以上→3,000円分 300株以上→9,000円分
500株以上→15,000円分 1,000株以上→33,000円分
100株購入金額:165,000円
オススメ銘柄:イオン(株)

優待月:8月·2月
優待内容:イオン系列店舗での買い物に対し、保有株数に応じてキャッシュバック(半年間で100万円まで)+イオンラウンジの利用が可能
100株以上→3%キャッシュバック 500株以上→4%キャッシュバック
1,000株以上→5%キャッシュバック 3,000株以上→7%キャッシュバック
100株購入金額:235,000円
オススメ銘柄:カゴメ(株)

優待月:6月·12月
優待内容:保有株式数に応じて自社商品の詰め合わせ
100株以上→1,000円相当 1,000株以上→3,000円相当
100株購入金額:375,000円
オススメ銘柄:オリックス(株)

優待月:9月·3月
優待内容:オリックスレンタカー料金割引など様々な特典が受けられる優待カード(3·9月両方)
全国の名産品が選べるカタログギフト5,000円分(3月のみ)
※3年以上継続保有した場合は10,000円分に増額されます。
100株購入金額:185,000円
※100株購入金額は執筆当時の金額です。
自分にあった優待を見つけよう
株主優待を導入している上場企業は、実に1,400社以上もあります!
この中から、1つずつ自分が気にいる優待を探すのは骨が折れますよね。
個人投資家の方達はスクリーニング(絞り込み)を使って、自分にあった優待を探しています。
スクリーニングは証券会社に口座があれば無料で利用できます。
例えばSBI証券だと、優待のジャンル(食料·金券·ファッションなど)·優待月·優待獲得に必要な金額といった条件を入力すると、欲しい優待情報がパッと出てきます。
(例)金券+6月+10万円以内 の条件で検索するとクオカードや商品券が貰える企業が9社ヒットしました。
これなら手間もなく、お気に入りの優待を簡単に探せますよね。
株主優待はどうしたら貰えるのか
権利確定日の日に株を持っておけば貰える?

株主優待を貰うには、ある日1日だけ絶対に株を持っていなければいけない日があります。
それが権利確定日です。
権利確定日は企業の決算月の月末が多いのですが、把握するのは難しいので、証券会社のホームページで間違えないように確認しましょう。
そして、間違いなく貰うためには前後1日程度は余裕を持って売買するのが良いかもしれません。勘違いやトラブルで、権利確定日に株を持っていなかった、なんてことは避けたいですもんね。
権利確定日 | 株主権利がもらえる権限が確定する日。 |
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権利付き最終日 (権利取り日) |
その日に保有しておく事により株主権利を得られる日。 (権利確定日の3営業日前) |
権利落ち日 | 上記の権利を得た権利付き最終日の翌営業日のこと。 |
じゃあ権利確定日に株を買えばいいのかというと、そうではありません。
権利付き最終日に株式を保有することにより株主権利が確定

権利付き最終日に株式を保有することにより、株主権利が確定します。
ここは間違えやすい箇所なので、良く覚えておきましょう!
権利確定日の3営業日前までに、その株を購入し保有しておきましょう。
3営業日前までという理由は、株主の名義書換に3営業日程度かかる為です。
【裏ワザ】クロス取引で手数料のみで株主優待をゲット!
株主優待は貰えるとお得感があって、とても嬉しいのですが、株を買うには大きなお金が必要ですし、値動きがることも不安要素ですよね。
配当や優待の利回りに気をつけていれば、長い目で見ると損はしにくいのですが、初心者の方は心配になるものです。
そこで値動きを気にせず、手数料と金利を支払うだけで、絶対に損をせずに優待を取得できる裏ワザを紹介します。裏ワザといっても、当然認められた行為ですので心配しないでくださいね。
これはクロス取引と呼ばれるもので、株式の買いと信用の売り(空売り)を同時に注文する取引のことです。
株式の買いは株価が上がれば儲かるものですが、信用売りは株価が下がれば儲かる仕組みになっています。
つまり、この2つを同時に行うことで、値動きを相殺しつつ優待だけは貰えるということです。
この時かかる費用は株式売買の手数料と、信用売りにかかる金利のみです。
参考として、数千円分の優待を取得するには1,000円程度の費用がかかります。
注意点は信用売りには、一般信用売りと制度信用売りの2種類があるのですが、使うのは一般信用売りにしておきましょう。
制度信用売りは、逆日歩というコストがかかる場合があり、このコストは金額が決まっておらず人気株の場合は、優待で貰える金額を大きく超える場合があります。
株主投資家がおすすめする得する優待 まとめ
株主優待には本当に色々な種類があります。
クオカードに商品券、自社商品や飲食店で使える割引券·無料券など様々です。
お気に入りの優待を見つけるには、ネットで検索するほか、証券会社のスクリーニング機能を使うのも便利です。
ちなみに私の個人的なお気に入りは、ゲオのレンタル商品全て半額になる優待です。
皆さんも、お気に入りの優待を見つけて株式投資を楽しみましょう!