ローソク足の見方を理解して株価チャートを読み取る

ローソク足とは

株価の値動きを確認するには、チャート分析がかかせません。
その中でも日本で広く使われているチャートがローソク足チャートです。

ローソク足の読み方がわかれば、その後の値動きが予測しやすくなり株の売買タイミングを判断する1つの指標になるため、覚えておきたい指標の1つです。

株価の動きを表すチャート

このローソクチャートは株価の値動きを確認する際に広く使われており、ローソク足は、一定期間(1,1周間,1ヶ月)の始値(はじめね)、終値(おわりね)、高値(たかね)、安値(やすね)をひと目で確認できるすぐれものです。

 

それぞれの意味は、以下のとおりです

始値・・・期間内(1日など)の取引開始時についた価格のこと

終値・・・期間内(1日など)の取引終了時についた価格のこと

高値・・・期間内(1日など)で最も高い価格のこと

安値・・・期間内(1日など)で最も安い価格のこと

ローソク足の見方

ローソク足には、始値、終値、高値、安値が表されています。ローソク足の見方としては、始値よりも終値が高くなった場合は、実体と呼ばれる柱の部分が白くなり「陽線」と呼ばれます。

反対に始値より終値のほうが低い場合は、実体と呼ばれる柱の部分が黒くなり「陰線」と呼びます。

陽線は始めより終値のほうが高く、陰線は始値より終値が安い時に出現するローソク足と覚えておきましょう。

実体とヒゲ

しかし、ローソク足と言われても具体的な数値がないとわかりにくいですよね。そこで、具体的な数字を上げてローソク足の解説をします。

実体

まず、ローソク足は実体とヒゲと呼ばれるパーツに別れています。実体は前述のとおりにローソク足で始値と終値を表します。

簡単な流れをかくと始値が150円、高値が160円、安値が130円、終値が140円の場合は、スタートである始値から10円価格が下落しています。つまりこの時の実体は黒くなり「陰線」となり黒いローソク足が表示されます。

ヒゲ

続いてヒゲですが、ヒゲは高値と安値に関連する指標です。先程の例だと高値、安値ともに実体よりも10円ずつ離れていますよね。この場合は実体だけでは表現できないため、ヒゲを使うのです。

高値安値の価格に実体からヒゲを伸ばすことで、その日の高値と安値はいくらかがわかるようにする役目があるのです。

陽線と隠線

株価が上昇した時に使う陽線

陽線は時間内において株価が最終的に上昇した場合に出現します。これは前の時間(5分足ならば5分前)に関係なく、その時間内に株価が上昇しているかどうかで用いられます。

株価が下落した時に使う隠線

陰線は時間内において株価が最終的に下落した場合に出現します。これは前の時間(5分足ならば5分前)に関係なく、その時間内に株価が下落しているかどうかで用いられます。

ローソク足の基本パターン

5つのパターンに分けられるローソク足

ローソク足のパターンは大きく分けて5つに分けられます。

・大陽(大陰)線・・実体が長く、価格の変動が大きい場合につきます。ヒゲあり

・陽(陰)の丸坊主・・時間内で上ヒゲも下ヒゲもない状態一気に上昇した場合につきます

・コマ・・・実体が小さく両方のヒゲが長くコマのような状態。価格の見極め時に出現します

・上影陽(陰)線・・上ヒゲが長いのが特徴、一度価格が上がったものの最終的に下がった場合に出現

・下影陽(陰)線・・下ヒゲが長いのが特徴価格は下がったものの、最終的にはじょうしょうしてきた状態。

ローソク足の位置でシグナルを見分ける

前述のローソク足は何処に出るかによってトレンドのシグナルになります。例えば、ローソク足が移動平均線より上に位置している時に出る大陽線は、上昇の勢いが強い傾向があります。

逆に、ローソク足が移動平均線より下に位置している時に出る大陰線は、下落の勢いが強いパターンです。

ローソク足を組み合わせよう

予測の精度を上げる

ここまでは、ローソク足の基本的な解説と何処にでたかで売買のサインがわかることを解説してきました。ローソク足は複数組み合わせることで、導かれる売買サインもありますので、一部をご紹介します

はらみ線には上げと下げのサインがある

ローソク足2本の組み合わせで今後のトレンドを占う方法として、はらみ線というものがあります。これは前のローソク足が長く、次の足が短く包み込まれている形をはらみ線と呼びます。

はらみ線は前のローソク足が陽線の場合は、次の足が陽線でも陰線でもこれから下落トレンド入りしたことを示します。

また前のローソク足が陰線の場合はその反対で、上昇トレンドであることを指します。

ローソク足の見方を理解して株価チャートを読み取るのまとめ

ローソク足を読めるようになりそれぞれの形と何処にでたかのタイミングを把握できていれば、売っていいか買っていいかの判断が即座にできます。

しかし、予想と反対のほうに流れが進む場合もあるため、損失は最小限に止めるためにしっかりと損切り基準も設けることが重要です。

相場の精度を上げるにはローソク足だけでなく、ニュースや他の指標も活用し総合的に考える必要があるでしょう。