まめ株ミニ株、単元未満株とは?メリットとデメリット

ミニ株(単元未満株)とは?

株を買うと言うと、大金が必要なイメージがありませんか?テレビや雑誌の特集では、何百万円・何千万円という話が出てきますよね。

ですが、そんな話だけを聞いて「自分には関係ない話だなぁ」と諦めてしまうのは、まだ早いです。株式投資には、もっと小さい金額で売買する方法があります。

それが「ミニ株(単元未満株)」です。
株をバラ売りで買うことが出来るのです。

 

株取引は「100株単位」や「1,000株単位」のパック売りが基本

株式は、1株あたり数百円や数千円の価格帯が一番多いです。ですが、売買には『単元』という単位が使われます。企業によって1単元=100株または1,000株と決まっていて、基本的には単元単位でしか売買できません。

証券会社の制度を利用すると、1単元よりも小さい単位で売買できるのです。

 

ミニ株と単元未満株の違い

単元株制度とは

単元株制度は2001年に創られた制度で、会社が定めた株数を1単元とし、株式1単元につき議決権の行使が認められています。また保有株数が1単元未満でも、株主の権利は存在するので心配する必要はありません。

ミニ株と単元未満株のここが違う

ミニ株と単元未満株は名前のイメージもよく似ていることから、混同されがちですが、明確に違うものです。単元未満株が1株~売買できるのに対し、ミニ株は単元株数の10分の1単位でしか売買できません。

さらにミニ株は買える銘柄の制限が大きいことや、手数料が単元未満株よりも高いことなどデメリットもあります。特にこだわりが無いのであれば、単元未満株をおすすめします。

 

単元未満株のメリット

単元未満株のメリット①小額でスタートできる

まめ株は、1株から購入できるので数百円~数千円で株式投資ができます。いきなり大金を投じるのは怖いという方や、資金を用意できないという方も、まめ株なら安心して始められるではないでしょうか?

単元未満株のメリット②たくさんの銘柄を買うことが出来る

小さい資金で購入できるということは、残りのお金で他の株を買うこともできます。投資は分散投資が基本と言われますが、資金力がないと銘柄を分散させるのも大変です。

まめ株なら、多くの銘柄に分散させることが可能ですね。

単元未満株のメリット③リスクを分散出来る

「卵は1つのカゴに盛るな」という言葉あるように、投資では銘柄を分散させることが基本です。投資していた企業が不測の事態によって経営難を迎えた場合、その企業1つに投資していると、大きなダメージを受けてしまいます。ですが、幅広い銘柄に投資していると、1つ悪い企業が出ても他の銘柄でカバーできます。

小さな資金でも分散させやすいまめ株は、初心者にもってこいと言えます。

単元未満株のメリット④配当金が受け取れる

配当金は株式投資の醍醐味の1つでもあります。年に12回企業から配当金を受け取ると、自分が株主である実感が湧いてきます。

この配当金は、まめ株でも受け取れます。
単元とは関係なく持っている株数に応じて支払われるので、まずは少額からでも株主の気分を味わってみましょう。

単元未満株のデメリット

単元未満株のデメリット①株主優待を受けられない

株主優待も株式投資の醍醐味の1つですが、残念ながらまめ株では受けることができません。

株主優待は、持ち株数に応じてもらえる商品が変わったりしますが、基本的には1単元以上で優待が受けられる制度です。ですから、単元未満だと優待の権利が得られないのです。

単元未満株のデメリット②指値注文が使えない

株の売買には、成行注文と指値注文があります。
まめ株では、自分の欲しい価格に注文を出しておく指値注文という注文方法が使えません。

まめ株では、注文当日の終値が買値になる成行注文で売買します。

そのため、当日のニュースなどで株価が上がってしまった場合、想定よりも高い価格で購入することがあるので注意しましょう。

単元未満株のデメリット③取引手数料が割高

まめ株は、株式自体の購入金額が小さくなるので、相対的に手数料が割高になってしまいます。
例えば、ある証券会社で1単元10万円の株を買った時の手数料が100円だとします。同じ証券会社で単元未満株を買うと、3,000円の株でも50円の手数料がかかります。

これは、金額自体が小さいので気にしない人もいるかと思いますが、元手からの割合で考えるとかなり割高ですよね。

単元未満株のデメリット④議決権を行使できない

配当や優待は株式投資の醍醐味であると言いましたが、株主にはもう1つ大事な権利があります。それが議決権です。

議決権とは、選挙でいう投票権のようなもので持株数に応じて与えられるものです。
通常1単元につき1つの議決権が与えられるので、単元未満の保有では議決権が得られないのです。

 

ミニ株・単元未満株(S株・ワン株・プチ株・まめ株)手数料比較

証券会社名 取引手数料 サービス名
SBI証券 約定代金×0.500%(税抜、最低手数料は50円) S株(単元未満株)
マネックス証券 約定代金×0.5%(最低手数料は48円) ワン株(単元未満株)
カブドットコム証券 約定代金2万円まで100円、以降1万円増加まで毎に67円加算 プチ株(単元未満株)
野村證券 約定代金×1.08%(一律、最低手数料は540円) まめ株(単元未満株)
大和証券 1売買単位の株式委託手数料 × 株式ミニ投資売買株数 ÷ 1売買単位株数 ミニ株
岡三オンライン証券 インターネット利用の場合、約定代金が2万円までで200円、3万円までで300円、10万円までで600円、以降10万円ごとに増加で600円ずつ加算。(税抜) 単元未満株
SMBC日興証券 総合コースにおける支店の手数料を按分したもの。※7 単元未満株
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 1単元あたりの手数料 × (売買株数÷1単元株数) 単元未満株
アイザワ証券 売買の場合、約定代金×1.3500%(最低手数料は100,000円以下で、1,350円)
買取・買増請求の場合、1件ごとに540円
単元未満株

2018年4月時点

 

SBI証券のS株とマネックス証券のワン株が最安値水準で、株ドットコム証券のプチ株が追従する形になっています。また、単元未満株でも、野村證券のまめ株は少し手数料が高めに設定されていますね。

そしてミニ株を見ると、かなり割高に感じると思います。
条件が同じなら、手数料は安いほうがお得ですよね。

 

まめ株ミニ株、単元未満株とは?メリットとデメリットのまとめ

単元未満株は、資金が少ない方にも、初めての投資は怖いという方にもおすすめできます。小さい金額で複数銘柄に分散投資しておけば、大きな損は出にくいからです。

株の上げ下げとはどういうものか、配当金を受け取るとはどういうことなのかを、小さい金額で経験できます。まず単元未満株で投資し、なれてきたら通常の単元取引に移行していけば良いと思います。