入門・基礎知識

株とFXの違いは?どっちが儲かるの?

投資を始めたい!FXと株の違いを知りたい

貯蓄から投資へ!このスローガンを聞いて、投資を始めたいけど何をして良いかわからない、という方は意外と多くいると思います。

投資といえば、株やFX、最近では仮想通貨などがよく耳にするものだと思います。

中でも、株とFXは代表的な投資対象で、ほとんどの投資家は、このどちらかに投資したことがあるはずです。

今回は、投資対象をこの2つに絞って、これから投資を始めたい方へ紹介していきます。

株とFXの違いは?

投資対象

株とFXは投資の対象が全く違います。

株式投資がトヨタ自動車や任天堂といった企業の株式に投資するのに対し、FXは日本円やアメリカドルなどの通貨に投資します。

企業を保有するのか、通貨を保有するのかの違いだ、とイメージすると理解しやすいと思います。

投資対象の数

投資対象の数は、圧倒的に株式投資のほうが多いです。

日本市場だけでも約3,500社の上場企業があり、毎年数10社~100社程度の新規上場があります。

それに対しFX投資は、各国の通貨を対称にしているので、その数はずっと小さくなるのがわかりますよね。具体的には約40種類の通貨がFXで投資できる対象となります。

ただし、FX会社によって取扱いのあるなしが異なるので注意しましょう。

取引時間

取引時間も大きく異なります。

日本の株式市場は9:0015:00(11:3012:30までは休場)しか開いていません。

注文はこの時間外でも出せますが、実際に取引できるのはこの時間内です。

(一部の証券会社では、この時間外に取引できるシステムもあります。)

一方のFX投資は、市場が世界中にあるため、アジアからアメリカへ向かって順に市場が開いていきます。そのため、土日以外は市場が開き続けていて、24時間取引が可能です。

実際には土日は市場が休みなので、月曜の7:00頃~土曜の7:00頃まで取引が可能です。

変動要因

株の変動要因は、なんと言っても企業の業績です。

市場全体の流れや、国内国外の経済状況、政治状況も変動要因にはなりますが、最終的には個別企業の業績が最も大切だと言えます。

一方でFXは国の通貨が投資対象です。そのため、その国の今後の経済動向、政治状況など国全体の状況が変動要因となります。

要因自体が非常に多く、何か1つに注目することは出来ないのがポイントです。

値動きの違い

株やFXの値動きは一概には説明できません。

株にもFXにも、値動きの荒い銘柄や安定した銘柄が存在するからです。

ただし、一般的には株のほうが値動きは荒いと考えられます。

株のストップ高やストップ安というのは、おおよそ上下に20%値が振れたときに発動されます。

もし通貨で1日に20%も値が動いてしまうと、1ドル=100円だったものが次の日には1ドル=120円になってしまいます。

通貨がここまで不安定だと、日常生活にも支障が出ますよね。

これは少しオーバーですが、例のように考えると、株のほうが値動きがあると考えられますね。

売買差益以外の利益

株には売買益以外にも、配当金で利益が得られることは有名ですよね。

実はFXにも、株の配当金ののようなものがあります。それがスワップポイントです。

スワップポイントとは、投資対象となる2国の通過の金利差のことで、金利の高い国の通貨を買って、金利の低い国の通貨を売れば、その金利差分を利益として得られます。

スワップポイントの金額自体は大きくないのですが、毎日貰えるので、運用中のお小遣い感覚でいただきましょう。

レバレッジ

株やFXにはレバレッジを使った取引が可能です。レバレッジとは、簡単に言うと自己資金以上の商品を扱うために証券会社から借金ができる制度のことです。

レバレッジを上手く使えれば、効率良く利益が上げられます。

このレバレッジ、株なら自己資金の約3倍、FXならなんと自己資金の25倍までかけることが出来ます。

安定や安全性を重視するなら株

株は、世界の経済状況や政治の状況に直接の影響は受けにくいです。

そのため、個別企業の業績・動向をしっかり掴んでおけば、突然大損をするという事態にはなりにくいと言えます。

企業の成長に合わせて、じっくり資産形成をしたい人に向いています。

かけられるレバレッジも3倍までなので、1銘柄に集中投資などしない限り資金が底をつく事態には陥らないでしょう。

レバレッジでハイリターンを狙うならFX

一方で、FX25倍までレバレッジがかけられます。

そして、アメリカの経済指標の発表後などは上下に大きく値が動きます。

レバレッジを最大に使い、この大きな値幅を取れれば、短期間で非常に大きな利益が得られます。何といってもFXの魅力はこれですね!

ただし、考えと逆の方に値が動いたときは、ただちに損切りをしないと再起不能のダメージを負ってしまいます。

FXと株でどちらが良いか一概には言えない

株は大損は少ないですが、利益が得られるスピードは企業の成長スピードによります。

FXはレバレッジを最大限使って、タイミングよく投資できれば、一気に利益が得られる反面、裏目に出れば大損の可能性もあります。

このように、株とFXは性質が少し違うので、どちらが良いかは投資に何を求めるかで変わってきます。

大雑把ですが、安定した資産形成を目指したい方は株を、リスクを取ってでも一気に資産を増やしたい方はFXを選ぶのが良いでしょう。