株式投資を始めたいと思ったけど、いざ何から始めればいいいんだろう?って思いますよね。
この記事では株式投資初心者のために、株の買い方の大まかな流れを説明していきます。
ネット証券で買う場合、ネットショッピングの感じで気軽に買うことが出来ます。
この記事を読めば、大まかな買い方の流れが分かるので、株式投資の始め方を掴むことが出来ますよ。
目次
証券会社の口座を開設する
証券会社は対面型証券とネット証券の2種類
株式は個人で購入はできない仕組みになっており、[keikou]株を購入するには証券会社を経由して購入する[/keikou]必要があります。証券会社に口座を開設して取引おこなうのですが、この際に2つのやり方があります。
それが対面証券とネット証券です。名前の通り対面証券は、証券会社の営業マンを通じで株の売買を行います。昔から続くやり方ですが、人が介入する分手数料も高くなります。
ネット証券はインターネット上で株の売買をする証券口座です。営業マンの代わりに自分のIDとパスワードが発行されて株の売買が行なえます。このIDとパスワードは必ず保管しておきましょう。手数料の安さで最近では、ネット証券が主流になっています。
証券口座に入金しましょう
証券会社に口座を開設したら次に行うことは入金です。これが終わればいつでも株を売買することが可能になります。
ネット証券には指定した銀行口座から無料でお金を移行してくれる即時入金というサービスがあります。このサービスを使えば、口座間のやり取りを簡単に行うことが可能です。
証券会社の口座にいくら入金するかは、人それぞれですが、初心者の方は10万円前後から始めるといいかもしれません。株式投資の中には10万円以下の銘柄も多く存在しています。
まずは取引に慣れてから、本格的に始めることをおすすめします。
買う株を選ぶ
買いたい株(銘柄)を決める
口座開設、入金と済んだら次はいよいよ株の購入です。買いたい株の銘柄を決めましょう。どの株を買えばいいかわからない方は好きな会社の株もしくは、普段使っている会社の株に投資するといいでしょう。
いくら(価格)で買うか決める
株式の価格は日々変化しています。いくらで買いたいのかを事前に決めておくと取引の際に焦って注文をすることもなくなるでしょう。取引前に必ず購入する価格のラインを決めておきましょう。
どれくらい(株数)買うか決める
株式は会社によって購入できる枚数が異なります。100株単位が基本単位になっているため、500円の株からならば必要最低金額は5,000円です。他にも銘柄によっては1,000株単位、1株から可能になるものもあるので、自分の選んだ銘柄の最低単価を確認しておきましょう。
株を注文する
対面型証券とネット証券の違い
対面証券とネット証券には双方メリット・デメリットが存在します。対面証券は手数料は非常に高いですが、営業マンに意見を求めることもできます。正しい答えが得られるとは限りませんが、慎重に株式投資を行いたい方や様々な角度から情報収集を行う方には最適です。
ネット証券は反対に手数料が安い代わりに全て自分自身で解決する必要があります。情報収集や注文もすべて自分で行うことになります。ネット証券の場合は間違えて注文するということもあるかもしれません。
このように両方にメリットもデメリットも存在します。重要なのは自分にあった証券口座を選択することです。
注文方法は指値注文と成行注文の2種類
指値(さしね) | 買いたい(売りたい)値段を指定し、その値段になったら買う(売る)という注文方法。売買成立に時間がかかることもあるので、「すぐ」には向いていない。価格設定が初心者には難しい。 |
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成行(なりゆき) | 買える(売れる)値段ですぐに買う(売る)注文方法のこと。すぐに取引成立させたいときに便利だが、思ったより高く買ってしまうリスクもある。 |
注文方法には指値・成行注文の2つが存在します。指値は値段を指定して注文を行うことで、例えば600円になったら購入するなどです。この場合は600円に到達しない限り注文の確定にはなりません。
反対に成行注文は今現在の値段で購入することです。株価は日々変化しているためこの注文方法があります。成行の場合は、注文をすぐに確定させることができるメリットがあります。株価に合わせて成行と指値を上手に組み合わせるのがポイントです。
「買い注文」が出せる時間
株式投資は24時間取引可能というわけにはいきません。必ず取引時間というものが決まっています。それは証券会社が開いている時間にのみ取引が可能なのです。というのも証券会社を経由して取引を行うため、以下の時間帯にのみ取引が可能です。
前場:9時00分~11時30分
後場:12時30分~15時00分
15時を過ぎると注文ができなくなるため、注意しましょう
取引が成立する(約定)
「注文」と「約定」全く違うので注意しよう
ここまでくれば、実際に株式投資が可能になります。早速実践したいと思う方も多いと思います。しかし、その前に一つ確認をしておくポイントがあります。それは「注文」と「約定(やくじょう)」の違いです。
言葉のとおりですが、この2つは似ているようで意味が異なります。「注文」はその名の通り注文を受け付けた段階で、株式の購入に至っていません。指値注文の際によくあります。「約定」となって初めて取引成立株式が自分のものになるので注意しましょう。