投資信託

投資信託のデメリットとは?メリットを活かして賢く運用

投資信託は、プロに運用を任せられ少額から始められる、手軽な金融商品です。投資初心者にはうってつけの商品ですが、メリットばかりではなく、デメリットもあります。ここでは、見落としがちな投資信託のデメリットをご紹介します。加えて、デメリットを補う効果的な運用方法についてお伝えします。

投資信託のデメリットとは?

投資信託は、プロに運用を任せる金融商品です。メリットは、手軽にプロに運用を任せられる点と、少額から投資が可能な点にあります。では、デメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?

投資信託のデメリットには、主に以下の3つが挙げられます。一つひとつについて、詳しく見ていきましょう。

元本保証がない

投資信託のデメリット1点目は、[keikou]元本保証がないこと[/keikou]です。投資信託を構成している中身である株や債券は、日々価格が変動するリスク商品です。そのため、投資信託の価格も日々変動しています。つまり、購入時よりも解約時の価格が下回っていれば、損失を被ることになるのです。

コストがかかる

投資信託のデメリット2点目は、[keikou]コストがかかること[/keikou]です。具体的には、購入時手数料、信託報酬、解約手数料、信託財産留保額と呼ばれる4つの手数料が存在します。多くの投資信託は、購入金額に対して3.24%の購入時手数料がかかります。加えて、純資産評価額に対して、1%強の信託報酬がかかっていることも多いです。解約手数料と信託財産留保額はほとんどかからない商品が多いですが、購入時手数料と信託報酬の割高さには注意が必要です。

機動的な売買に不向き

投資信託のデメリット3点目は、[keikou]機動的な売買に不向きなこと[/keikou]です。投資信託は、価格決定に日を要す商品だからです。また、受け渡しの期間も比較的長く設定されているためです。

具体的にご説明しましょう。まずは投資信託における価格決定ですが、申込日ではなく、その翌日や翌々日に価格が確定することが多いです。次に、受け渡しですが、申込日から数えて、おおよそ5日から7日程待たなければ資金化されません。これは、購入時と解約時の両方にかかります。

原因は、投資信託が、プロによる複雑な分散投資がなされていることに起因します。このように投資信託は、売買にある程度の時間がかかるので、機動的な取引に不向きだと言えます。加えて、購入時手数料が毎回かかることを考えれば、相場の動きに合わせて売り買いを繰り返すことは、あまり得策とは言えません。

投資信託のデメリットを補う効果的な運用方法

ここからは、上記でご説明したデメリットを踏まえた上で、それを補うような運用方法をお伝えします。

分散投資をする

対策方法の1点目は、[keikou]分散投資を心がけること[/keikou]です。具体的には、時間・地域・資産のそれぞれについて、分散した投資をしましょう。投資信託には、少額から購入できるというメリットがあります。そのメリットを最大限生かして、少額ずつ時間を分けて、様々な銘柄の商品へ投資するのがおすすめです。

一括で購入する場合と、分割で購入する場合の手数料は同じ金額です。なぜなら購入時手数料は、購入金額に対して、決まった料率でかかるからです。そのため、安心して安定的な分散投資ができます。

コストの低い投資信託を選択する

対策方法の2点目は、[keikou]コストの低い投資信託を選択すること[/keikou]です。同じ仕組みの投資信託でも、販売会社によって異なる商品が売られています。それぞれの仕組みを調査し、比較するようにしましょう。中には、購入時と解約時に一切手数料がかからず、信託報酬が年間1%以下という商品も存在します。情報はインターネットで簡単に検索できます。

コストの低い投資信託を選ぶコツは、インデックス運用型を選ぶことです。インデックス運用とは、既に存在する指標に値動きが連動するよう設定された商品のことです。インデックス投信は、既にある指標を利用するため、その他の投資信託に比べてかかる費用が低くなります。その結果、投資信託の保有にかかるコストが割安である商品が多くなっています。

長期で保有する

対策方法の3点目は、[keikou]長期保有を心がけること[/keikou]です。一度購入した投資信託は、よっぽどのことがない限り、そのまま3年以上は保有することをおすすめします。そうすることで、無駄な売買コストを省くことができます。

投資信託は、プロが相場の状況を踏まえてその都度、中身の資産を組み替える商品です。そのため、定期的なメンテナンスも自動でされる仕組みとなっています。そのメリットを承知していれば、むやみに売買する必要はなくなるでしょう。

投資信託のデメリットまとめ

ここまで、投資信託のデメリットと、それをカバーする効果的な運用方法についてお教えしました。投資信託は、プロの運用が少額からできる、初心者に最適な金融商品です。デメリットをきちんと把握し、よりリスクを抑えた運用ができるよう、日々リサーチを怠らないようにしましょう。